■オーストラリアの個人局コールサインは原則として資格別コールサインです 
 
     
  ▼2009年以降、新規開局申請の新手続きと費用が追加されました。  
  2009年3月から、オーストラリアのアマチュア局コールサイン割当業務はACMAからオーストラリアのアマチュア無線団体(連盟)WIAに委託されました。
詳細は【こちら】(英文PDFファイル)

新規開局申請時にはWIAの「コールサイン推薦状」を添付しなければならなりません。
4カテゴリーに分類されたコールサイングループはそれぞれ推薦料金が異なります。
二文字サフィックスや、特定の三文字サフィックスコールサインを希望しない場合は(WIA側で、空いている3文字サフィックスを適当に割り当てる"レベル1")最低料金の5ドルだそうです。
 
     
  WIAコールサイン推薦システムについての具体的な解説と申請書のダウンロードは【こちら】から。  
  希望する特定のコールサインをリストから選ぶのは【こちら】でどうぞ。  
     
 

以下は、主にVK1〜VK8までの一般国内局の個人コールサインフォーマットについての説明です。2005年10月19日に発足した新制度によって改訂された資格別サフィックスグループの概略を記載しておきますので参考にされて下さい。オーストラリアで一般的に発給されているアマチュア局免許状には周波数やモードの記載がありませんので、たとえ制限ナシの運用許可証を手に入れられた場合でも、オーストラリアの無線従事者資格を所持されていない皆さんは、ACMA窓口で無料でもらえる最新VK運用規則/操作範囲の印刷物を参照されるのが賢策でしょう。海外から新規運用許可(ビジターライセンス)を郵送申請した場合は、必ずとは限りませんが、運用許可証と共にこの印刷物もしくは【参照用URL】の案内が同封されてくる場合も多いです。

日本の級(電信級)アマチュア資格/局免許状を基にして2005年10月19日以降に相互運用協定を利用して運用許可証を手にされた局には、アドバンスト級に割り当てられたサフィックスのコールサインが指定されているはずです。アドバンスト級のコールサインに安心されずに、運用許可証の記載事項にご注意ください(英訳された局免許状の記載内容や電信級か3級資格かなどで判断する担当係官の個人的裁量や、申請者個人が与えた印象によって、大盤振舞になっていたり、逆にさまざまな制約事項がつけられたりしている場合があります)。

※ 運良く大判振舞運用許可証を手にされた方は、余計な質問などせずに、ニコニコとその場を立ち去るのがオーストラリアの旧き善き伝統的慣習でもあります。

日本の4級(電話級)アマチュア資格/局免許状を基にして2005年10月19日以降に相互運用協定を利用して運用許可証を手にされた局にも、アドバンスト級に割り当てられたサフィックスのコールサインが指定されている筈です。4級資格で相互運用協定に基づいて得られたアドバンスト級VKコールサインを使ってHF帯のSSBを運用をすることは『運用許可証に30MHz以上の周波数限定と記載されているであろうほとんどの状況下』ですと、例え出力10Wでも日本と違って違法運用となりますのでご注意下さい。この場合の『アドバンスト級コールサイン』の割り当ては単なる『便宜的措置』で、いわゆる『資格別コールサイン』とは一線を隔てています。世界的な動向ではCW試験が必須でなくなったHF運用ですから、日本の4級資格試験に簡単でもいいですから『国際法』の設問が公に組み込まれることによって、このような問題は解消するのかもしれません。

※ 3級局と同様、 運良く大判振舞運用許可証を手にされた4級(電話級)資格の皆さんは、余計なツッコミ質問や再確認などをせずに、ニコニコとその場を立ち去るのがオーストラリアの旧き善き伝統的慣習でもあります。データベースと運用許可証の記載事項はシンクロ(データベース入力後に、そのデータベース内容をプリントアウトしたのがライセンス/運用許可証)していますので『大盤振舞運用許可証』を所持している限り、オフバンド運用や電波障害発生時を除いてHF運用時のトラブルはまずありません。何事もマニュアル通りの新人職員さんよりもベテラン係官に巡り会えた場合に、このような『大岡裁き的運用許可』に授かれる可能性が高い模様です。

しつこいようですが、新制度に改訂後、制約事項が記載されたアドバンスト級コールサイン付き運用許可証を手にされた皆さんは、その制約事項をきちんと遵守して運用されてください。電波障害発生などの通報をACMAにされても、きちんとビジターライセンスに記載されている通りに運用していた場合は、通報されても大した心配やトラブルに巻き込まれることはほとんどありません。一方、制約事項に反した運用が原因であったことが判明した場合には、日本国内では考えられないようなトラブルに発展する危惧もあります。

新制度下の各VKクラス 資格別サフィクスと運用可能周波数帯概略
アドバンストクラス
AOCP(A)
AZ から始まる2文字
AGIKSUWZ から始まる3文字
旧リミテッド+インターミディエイト+フルクラスのサフィックス
スタンダードクラス
AOCP(S)
HL、M、NPV から始まる3文字
旧ノビス+ノビスリミテッドクラスのサフィックス
ファウンデーションクラス
AOCP(F)
F から始まる4文字
このクラスに限って、ユニークな4文字サフィックス

Oから始まる三文字サフィックスは以前から使用されていません。
Q
から始まる3文字サフィックスはQ符号と間違われるという理由で使用されていません。
R
から始まる3文字サフィクスは主にレピータ局に割り当てられます。一般局は使用できません。
GGAGGZSAASDZ まではスカウト関係のクラブ局用にリザーブされています。
各エリアともに、WIAWIZ は、無線連盟が開設する局用にリザーブされています。
公的な行事や記念日など、期間を定めて個人局もAXプリフィクスの使用が認められます。
公的なイベント記念クラブ局は、VIプリフィクスと特殊サフィックスが申請によって認められます。
各エリアともにIYA〜IYZ までは『国際##年』の特別記念局用にリザーブされています。

 
▼新VKアマチュア制度による各クラス運用可能周波数▼

アドバンスト級

スタンダード級

ファンデーション級
1.800MHz-1.875MHz    
3.500MHz-3.700MHz 3.500MHz-3.700MHz 3.500MHz-3.700MHz
3.794MHz-3.800MHz    
7.000MHz-7.300MHz 7.000MHz-7.300MHz 7.000MHz-7.300MHz
10.100MHz-10.150MHz    
14.000MHz-14.350MHz 14.000MHz-14.350MHz  
18.068MHz-18.168MHz    
21.000MHz-21.450MHz 21.000MHz-21.450MHz 21.000MHz-21.450MHz
24.890MHz-24.990MHz    
28.000MHz-29.700MHz 28.000MHz-29.700MHz 28.000MHz-29.700MHz
50.000MHz-54.000MHz 52.000MHz-54.000MHz  
144.000MHz-148.000MHz 144.000MHz-148.000MHz 144.000MHz-148.000MHz
420.000MHz-450.000MHz 430.000MHz-450.000MHz 430.000MHz-450.000MHz
1240.000MHz-1300.000MHz 1240.000MHz-1300.000MHz  
2400.000MHz-2450.000MHz 2400.000MHz-2450.000MHz  
5650.000MHz-5850.000MHz 5650.000MHz-5850.000MHz  

*日本の3級(旧電信級)/4級(旧電話級)アマチュア資格をもとに発給されたアドバンスト級コールサインの場合、運用可能周波数と出力は運用許可証に記載されている追記制限条項に準じます。
*WARC Band /1.8MHz帯/5.6GHz帯より上のバンド(省略)はアドバンスト級専用となります
*包括最大出力:アドバンスト=400W/px、スタンダード=100W/px、ファンデーション=10W/px
*詳細は【こちら/英文PDF】

 
 
■コールサイン(ID)のアナウンスについて

個人局としてVKコールサインを割り当てられた以上、いちいち自分のホームコールサインをアナウンスする義務はありません。

何かの理由で自分のホームコールサインを正規IDとしてアナウンスしたい場合は、割り当てられたVKコールサイン/の後に続けて、相互運用許可証申請時に使用したご自分のホームコールサインをアナウンスしてください。

個人VKコールサインを持たずにゲスト運用をさせてもらっている時は、「運用局のVKコールサイン Second operator ホームコールサイン・もしくは名前」といった要領でオペレーターを区別することが許されています。

    Callsigns :
Visiting overseas Amateurs will be allocated an Australian Amateur callsign; usually associated with the State/Territory in which the licence is obtained.

The ACMA permits visiting Amateurs to use their home station callsign during voice announcements. This is conditional on the visiting Amateur using his or her Australian-allocated callsign first in all transmissions. For example, VK*ABC/WA6BY (where *is the State indicator).
 
 
 Last updated: 31 December 2011