#04:予約電話事件
 
オーストラリアでは、観光客などのイチゲンさんが多い地域を除いてほとんどの高級レストランは予約制です。電話予約の受け答えについては、この国のレストランビジネスの基本ですからしっかりと教えたつもりでした。その予約申込の電話を受けたのは、留学中の国立キャンベラ大学で教育学の3年生を終えようとしているかなりの英語上手ウエイトレスさん。

丁寧にCould we have your name please?と何回も相手に名前を尋ねています。
ついに、横にいた私に 「アラさ〜ん、この人、私をからかってるんじゃないかしら、何回お尋ねしてもお名前を教えてくださらないの・・・」と受話器を渡しました。

そのお客様、私にも来店希望の日時などはきちんと教えて下さるのですが、イザお名前を尋ねるとYou don't knowとしかおっしゃいません。
Sorry sir, we need your name for your table reservation
さすがの私もなんだかイライラしてきました。
それでも相手はYou don't knowを繰り返しています。
どころか・・・相手もイライラしてきたらしくてだんだん声が大きくなってきました。
しびれを切らした私がSorry sir... I don.t know your name sirと応じましたら・・・

Oh, No, No...! My name is
YU - DONG - NOH !

東南アジア系某国大使館の高官・ミスター ユー ドン ノーさんからの予約電話だったのです。
相手も私も英語慣れしていたばかりに、こんな間違いが起きて・・・赤面!!