VKハム界にも大いに貢献する日系企業
 
 
VKコールサインを持つ数少ない在豪州JARA仲間日本人ハム達が3名も活躍するICOM(Australia)はオーストラリアのアマチュア無線界に幅広く貢献しています。運用局数が少ないV/UHF帯のレピーターを各地に寄贈して各地域でのハムバンド防衛作戦に力を貸したり、無線連盟・WIAの入会促進キャンペーンに人気無線機を提供したり、VKハム達のDXペディションに機材を貸出したりのサポート活動によって、信頼のおけるビジネス以外の面でも高い評価を得ています。

JARAのIOTAブランドニューエクスペディションでもお世話になりましたし、21世紀のアマチュア無線に向けてJARA仲間達が余暇を利用して研究しているハム用無線設備のインターネットコントロールシステムのプロジェクトにもICOMオーストラリア(株)は積極的に参加しています。 ICOMの井上徳造社長(JA3FA)が米国ハム雑誌の表紙を飾った記憶が新しいですが、今度は『ミスター・アイコム!』として豪州の無線雑誌最新号の表紙にも登場しています。特に、仲良し無線仲間達が働く日系企業や個々の日本人ハム達が日本以外の国でも好感を持たれて雑誌の表紙やグラビアページを飾ったりすると嬉しい・・・ですね。
※写真クリックで拡大

 
FOX Mountain Lodgeから運用しました
 
 
コ−ルサインは、VK4IHH、”unrestricted”でした。
ちなみに、ライセンス取得費用はト-タル$34.80。現地入り後にVK開局申請書を窓口に持参した私にその場でライセンスを発行してくれたのが右写真のご婦人、Austrarian Communications Authorityで対応してくれた担当者(官?)です。FOX Mountain Lodge】はとてもfamiliarな雰囲気で、10月1〜3日にかけて沢山の日本の局とも交信でき、テラスから素晴らしいロ ケ−ションを眺めながらの食事も最高でした。コールして下さった各局、ありがとうございました。QSLカードは印刷完了次第に発送いたします。(菅野)
 
(←写真)見晴らしが超FBなFMLのレンタルシャックから個人局コールサインVK4IHHで運用。
FMLオーナーのRick&Julie夫妻とVKワインのグラスを傾けながらハム談義が弾む。(↓写真)

 
ハイテク競争ますます激化のIWCE-2001レポート
 
 
今回で25回目を迎える<世界最大の無線通信機国際見本市>IWCEがネバダ州のラスベガスで開催されました。最新の無線通信技術に肌で接し、自分が永く身を置く業界の『これから』を探る目的で今年も地球の裏側・ラスベガスまで遠征しました。

ヒルトンホテルに隣接した広大な見本市会場には、開催地アメリカ国内はもとより、世界各国の無線通信機とその関連企業が一堂に集結して21世紀に向けた新技術や新製品を競い合っています。

アマチュア無線にも縁が深い日本の御三家メーカーも大々的にブースを構えて、業務用無線通信システムを中心に出展しているのは言うまでもありません。
業務用の無線機関連新製品/新技術紹介がほとんどなのですが、U/SHFデジタル無線通信関連の新技術開発・導入に業界全体が傾倒している様子がより一層明確になってきた今年のIWCEです。

U/SHF無線回線による高速データ通信、インターネット/LAN/WAN/公衆通信網などとハンディー/モービル機などの移動体無線を効率良く接続するシステム、多チャンネル自動切換音声/デジタルレピータ-システム・・・など、その気になりさえすればアマチュア無線にも簡単に応用・移植できそうな興味深い最新技術が数え切れないほど紹介されています。
 
U/SHFアマチュアバンドへの微弱電波使用デバイスの進出なども心配の種となっている様子ですが、会場内をざっと眺めただけで『心配⇒現実のシーン』となってハートを直撃します。

新時代UHFハイエンド〜SHFの二次業務指定アマチュアバン
ドに限っては、一般社会とアマチュア無線の共用にならざるを得ない状況がはっきりしてきた現在、『バンド防衛』などという言葉は忘れて『共存共栄』という道をたどらなければアマチュアユーザー数の少ない一部のバンドでは『気が付いた時にはアマチュア側が非常に不利な状況』に追い込まれてしまいそうです。

アマチュア無線家側は不平不満を述べるだけでなく、共用バンドにおいては全国的なアクティビティーを高めると同時に、これまでのようなSSBやFMなどのアナログ通信一辺倒から新電波型式デジタル通信にも重点を置く必要がありそうです。独自のプロトコルを確立することなどによって相互干渉を緩和し、共存共栄への細道を拓く以外に生き延び策が乏しい時代がもう目と鼻の先にまで忍び寄っているかもしれません。
『人類すべてが共有すべき電波資源の有効的利用』という観点だけから論ずれば、時代に見合った活用がなされていない二次業務アマチュアバンドのU/SHF帯は隙だらけ・・・とも言えます。

※上写真:ICOMブースに駆けつけた井上社長(左)/VK3BZX(右)

 

もともとはアマチュア無線家の先駆者達が開拓したとも言えるV/UHFバンドを商業ユーザーが見直して、アマチュア無線機開発を通して培われた技術が業務無線界に移植された誇り高き時代も過去の一時期には確かに存在しました。
ところが最近のIWCEを観察している限り、立場が180度逆転して、業務用無線機の技術が一般アマチュアのレベルをはるかに超えてしまったかのように思えます。

業務用無線通信デバイスを中心とした国際見本市ではありますが、ビジネスを離れて『21世紀アマチュア無線のU/SHF帯はどのように活用されるべきか?』を視点にこのIWCEを真剣に見て回れば、アマチュアバンドの現状に対する大きな警鐘とこれから進むべき方向への有力なヒントを与えてくれる筈です。 果たして、日本のアマチュア無線界指導者の皆さん方は、このようなイベントにも興味をお持ちなのでしょうか?  

 
『Japanese Brand』として国際的に信頼を得てコマーシャル業界にも定着している日本の各メーカーは、世界に誇る素晴らしい最新ハイテク技術を業務用無線機に投じています。
その一部はもちろん現在のアマチュア無線機にも活かされていますが、もっともっと多くの新技術をアマチュア無線関連機器に使用することが可能なのです。しかし、新技術を使いこなそうとする、新時代アマチュア精神に支えられた採算の取れそうなマーケットが見えなければ各メーカー共に足並み揃えて及び腰になってしまうのは止むを得ない現実です。 無線通信新世紀を迎えるにあたって、多くのアマチュア無線愛好家の皆さんによる総力を結集しての新技術追求精神なくしては、U/SHFの『二次業務アマチュアバンド防衛』など不可能に近い状況とも分析できます。

会場入り口KENWOODVertex Standard(YAESU)
 
(↑)ラスベガスは不夜城。
大空を描いたドームの中に建物が立つショッピングセンター内にもスロットマシンがズラリ(↑)
 
■今回のアメリカ訪問中に、滞在中のホテルの部屋からインターネットに接続したノートPCを使って数千から1万Km以上離れた無線機の遠隔操作実験を通じて、異国の1200MHz帯/FMで運用するチャンスにも恵まれました。こと無線通信技術に関しては余程のことがない限り驚かない筈の私も、この現実体験にはショックを隠せませんでした。今回は1200MHz帯/FMで、基地局のローカル局と交信しただけにとどまりましたが、あちこちの国に設置された無線設備を必要に応じて選択⇒フルコントロールして交信することが、移動している側はインターネット接続されたノートPC(音声モードの場合はヘッドセット付き)と出来合いの無料ソフトだけでアマチュアにも簡単に実現できる時代がすでに到来しているのです。ホテルルームからの接続はブロードバンドではなく、ローカルコール時間制限ナシの電話回線を通じた現地ISPによる56Kアナログ接続であったことを申し添えておきます。
 
※写真とレポート:VK3BZX/福島 清さん現地直送提供
※IWCE = International Wireless Communications Expo

 
久々のJARAニュース更新第一号は「おめでたい知らせ」
 
オーストラリア長期在住JARAメンバーで最若手組のVK3FIC/橋本さんがご結婚なさいました。日本に短期出張した際に知り合ったその場で意気投合、約半年間の超遠距離交際を経て、このたびVK在住の知人・友人達はもとより、はるばるJA3エリアから駆けつけたお二人のご両親・友人・ご兄弟達なども迎えて華やかな結婚式と披露宴が開催されました。

新婚旅行は、ニュージーランド経由で南クック諸島(ZK2)を中心とする3週間のパシフィックアイランド巡りというハムとしては垂涎モノの豪華版。さすがにハネムーン中の無線運用は控えたものの、新居はメルボルン市街を遠景に見渡す小高い丘の頂上付近に広大な敷地を購入して新築中。もちろん、市街住宅地の厳しい建築規制や環境ノイズから開放されて自由にアンテナタワーを建てられるように・・・とのこと。熱心なハムをダンナ様に持ってしまった奥様の将来があやぶまれる?!、それともハム界にひきずり込むことに首尾よく成功するか・・・・新郎のお手並み拝見!(笑)
▲結婚式が行われた教会前で幸せポーズ  ▲Yoji&Miwako+VK1ARA(披露宴にて) 

 
 VK1CW(JA6EGL)三宅さん、毎度お馴染みのキャンベラへ・・・
 

今年の秋、VK4HF豪州ブリスベンのフォックスマウンテンロッジ に行こうかと計画中でしたが、諸般の事情でキャンセル、 かわりに6月末に単独でキャンベラに行くことにしました。

実は昨年11月に、キャンベラで現地アマチュア無線国家試験(連盟に委任されたボランティア試験官による運営)を受験して合格しました。それで、無線従事者免許証の申請と、局免許の変更申請 (日豪相互運用協定免許から現地普通免許に変更)をしに出かけます。

日程:
6/28 午後、福岡出発⇒インチョン新国際空港⇒夜行シドニ−行き搭乗
6/29 朝、シドニ−到着⇒バスでキャンベラへ⇒晩、14Mhzを中心に運用予定
6/30 21Mhzを中心に運用予定
7/1  同上
7/2 朝、キャンベラをバスで出発⇒午後シドニ−到着⇒インチョン行き夜行便搭乗
7/3 午前、福岡空港帰国予定

6/29〜7/1の3日間、アクティブに運用するつもりですので皆さんQSOよろしくお願いします
6/29 21:00JST〜/14.250Mhz付近
6/30 日中〜/21.250Mhz付近、 21:00JST〜/14.250Mhz付近
7/1 同上

※旅費は55000円です。VKには以前から出かけていますが、こんな破格値は今回が始めてです。
シドニ−空港税2300円、福岡空港税945円別途必要です。
最近、海外格安航空券業界に大手旅行会社が参入してきたので価格が乱れてきたようです。我々にとっては、有難いことです。

de JA6EGL/VK1CW(三宅正司)

 

 
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