■2002年、最初で最後の管理人室・・・番外編です
 
プロフィール

1980年初旬からオーストラリアに連続居住している割には、東岸沿いとキャンベラ近郊以外の地域へはほとんど遊びに行ったことがありません。

あれやこれやと、やたら広範囲にわたる趣味に費やせる時間が少ないのと、狸の皮算用が外れた円高島流し環境を1年中ブツクサと嘆きつつ、それでも昔ながらのアマチュア無線への未練をどうにも捨てきれずに悪あがきしている落ちこぼれオジサンであります。他人様に胸を張って自慢できるようなコトが『何一つない!』のもコンプレクス。(ex:VK1BM)


 
▼光陰矢のごとし・・・

どうしてこんなに1年が早く過ぎ去ってしまうのでしょうか・・・?。 ついこの前にお正月を祝ったような気がしているのにあっという間に2002年も残り僅かとなってしまいました。
HFハイバンドのCONDX下降線と競い合うようかのようなアマチュア無線の不振ぶりが日本のあちこちから伝わってきます。そう言う私自身、2002年のHF帯ログブックを眺めてみれば電離層反射による新局との交信局数は100に足りず、新エンティティー獲得も3つという情けないアクティビティーでした。今年は、アマチュア無線関連の面白い通信実験や話題も結構いろいろ(モノ言えばぁ、唇寒しハムの風・・・現段階では公然と口には出せない超面白いコトも含めて)あったのですが、JARAウエブサイトの一般公開されている部分は本格的なアップデートがほとんどできなくて表向きは必要最小限の更新作業ぐらい。で・・・ウエブサイト管理人としてはコウベをたれて反省しております。

 
確かに、当たり前と言ってしまえば当たり前なのですが。。。商業目的を離れたウエブサイトの運営も、インターネットを通じて一般公開する以上はスパムメール対策を含むプライバシー保護はもちろんのこと、登場させる内容(話題)の微妙な違法/合法性、著作権、商標権、肖像権、使用ソフトウエアライセンス、ロボット型検索エンジンによるキャッシュ、、、、様々な案件に今まで以上の大きな注意と関心を払わなくてはならない社会環境に変遷してしまいました。
写真などの一般的静止画像とは比較にならないほどの膨大な情報を含む自家製ビデオファイルのオンラインストリーム公開には、例え非営利アマチュア無線活動が主体のコンテンツですら、時としては登場する無線設備や管理/操作/運用者/交信相手にいたるまでのライセンス/所持資格問題に始まって、単なる通行人/同席者とか背景に写っているナニかとか、BGM著作権・・・等々のコマゴマとしたクレーム危惧がつきまといそうな・・・なにやら物悲しい雰囲気が最近のJAアマチュア無線界には漂っていて、EDIT作業中はあれこれ頭痛のタネが尽きません。
 
▼ARAのアマチュア無線・・・今昔
タダでさえアマチュア無線趣味のために割ける時間が減少しつつある状況下で、電離層反射による通常の(?)HF帯交信時間が減った分、eQSO/EchoLink/iLinkなどを介してのインターネット(+無線)経由音声交信/装置いじくり回し時間が増えたのが本年の特徴でした。
昨年までは、日本人の無線仲間とのインターネット(+無線)経由の交信チャンスが非常に少なく、アマチュア無線大国と言われている日本以外の海外DX局(いったいどこを指して「海外」と言ってるのか?、Hi!)の皆さんと、この新方式のアマチュア無線通信を楽しむだけでちょっとばかりの物足りなさを感じたこともありました。・・・が、2002年の後半からは日本国内はもちろん、世界中からゲートウエー局を含むかなりの数の日本人局がこの『新モード(?!)』に出現して、ある意味でのJAハム名誉挽回を喜んでいます。
(写真:VK1ARA-L/ゲートウエー用トランシーバ内蔵PC)
 
各国さまざまのお国言葉や英語訛りが入り乱れて国際的雰囲気が満ち溢れているユニークなシステムなのですが、、、、私が管理するeQSOサーバールーム内外で日本語文字の羅列が予想される場合に限って、サーバーURLに続く『サーーバーコメント』に例えば以下のような英文メモ(免罪符?)を掲示して、日本語とは無縁の皆さんの誤解を少しでも避けるようにしています。
*An appropriate [IME/JP] needed to display JP characters.(Not your PC's trouble)
 
『そんなコト言ったって、ARAさんずいぶん前から【インターネット音声通信】は各システムを総ナメにしてやりたい放題にやっているじゃないか?!』というのは文科系なんちゃってアマチュア無線オタクを自認するARA相手には愚問かと思われます。何年も前の無法地帯的ネットミーティングや、他の有料ソフト(システム)を介して自らあれこれやり散らかしてみた体験(イタズラも多かったけど、Hi!)も含めて、何かと評判が悪そうな最近のV/UHF帯・FMモードを含めてさえ、各アマチュアバンドとは比較にならないほど多数の『普通の一般人や学生さん達が仮面をかぶった魑魅魍魎』が入り乱れて跋扈するインターネット上で、生IPが教えているのとはまったく違う所在地域を騙ったり、変幻自在のハンドルネームを使用したいったいどこの誰だか皆目見当すらつかない皆さんとの『その場限りの交信・意見交換』は、(別にこれといったイヤな思いや気色悪い体験をしたワケではありませんが・・・)旧世代的オジサンハム(?)の私にとってあんまり馴染めるものではありませんでした。
 

監督官庁から正式に付与された世界に一つしかないコールサインを堂々と名乗って、見知らぬ相手とも通信することが伝統的ルール/習慣であった旧き良き時代のアマチュア無線界に慣れ親しんでしまった各種後遺症の一つかもしれませんが・・・同じ不特定多数の通信相手には違いないのに、一般社会で人気上昇中のチャットルームとかでの会話は、ハム関連ルームVK1ARAをハッキリ名乗って「交信」させていだたく以外は、時間もないし積極的に参加する気にはなれません。

各種メッセンジャー系音声/文字チャットは、インターネット以外のシーンで知り合った素性の知れた皆さんとの安価で便利なお手軽通信業務使用がほとんど。この分野では元祖的な存在で、MSN系やYahooなどの各メッセンジャーツール登場前に一世風靡の主役的存在であったICQ速度調整レジュームなど他のツールよりも優れたファイル転送機能を活かして、現在では知り合い同士間の複数(もしくは大きな)ファイル交換目的以外には使用していません。

そんな理由もあって、アマチュア無線オルタネティブ(選択肢・予備代替手段)としてのインターネットの音声通信に限っては、自分のコールサインを名乗る有資格ハム局限定/在来形式のアマチュア無線とも相互乗り入れ可能な・・・【eQSO/EchoLink他のシステム】が私の好みにピッタリという訳なのです。HFハイバンドのCONDXがますます望み薄になりそうな2003年はHFローバンド運用再開に加えて、必要機材さえ手に入れば【WIRES-II】もトライしてみたいです。

 
シャックの壁に掲げた大きな世界地図のあちこちを丸頭のマチ針で埋め尽くしながら『自分がこしらえた電波やアンテナを通じて世界中の隅々まで交信したい』という開局当初のハード中心のアマチュア無線は、社会人になって自分だけの無線設備を自作する時間に不自由するようになった反面、経済的に豊かになってメーカー製の無線設備に依存するようになって以来消えうせて『隣近所や日本国内&世界中に散らばる同好の士との一期一会の出会いを大切に・・・』というソフト面中心のアマチュア無線に変わりました。リニアアンプや高性能アンテナ/受信機は、『なんとかDXレースに勝ち抜きたい』というような目的よりも『できるだけ安定した交信を地球規模で楽しみたい』という理由で現在でも大きな興味があります。 それでもパイルアップを聞きつけると、どうにも血が騒いで『59QSL!』の一言欲しさで突撃・玉砕しちゃうのは、ペット化して永いのにサイレンを聞いた途端に我慢できなくなってしまう飼い犬の遠吠え・・・と同じ?!(笑)
 
所詮は自分以外の頭の良い先輩諸氏が考案して下さった技術の猿真似に過ぎませんが、まず自分なりの段階別/中・長期計画を立て、先輩各局から頂戴したり廃品ラジオ/テレビ/電化製品から丁寧に外したジャンクパーツを少しずつ集めてとっておきのアイデアを凝らして指先を半田ゴテで火傷しながら夜なべ仕事で苦労して作り上げた自作無線機+工事に駆けつけてくれる老若男女を問わないローカル局仲間達の友情の賜物とも言える自作アンテナでの遠距離海外交信は中学/高校生時代の私にとっては格別に誇り高く、特別な醍醐味があったのです。副産物として『外国人(外国語)アレルギーにならずに済んだ』のも、【モールス符号】による異言語/異文化間通信の魅力を早い時期に覚えたことを含むアマチュア無線が『大きなサポートとなった』と言って過言ではないでしょう。
 
小学生時代に作った6WC5の中波帯ワイヤレスマイクを発展させた中波帯/短波帯5球スーパーの局発コイル切り替え式の42シングルリニアアンプ付送信機(?)と、6D6+6C6+6ZP1+12Fのプラグインコイル式1V1や、『通信型』をマネてスプレッドダイヤルスタンバイスイッチを増設、短波受信用に改造したBC帯5球スーパーを使用した正規開局前の『ゼネラルカバレッジアンカバー運用』。開局後もささやかながらのオーバーパワーや認定未完了や変更/落成検査を受けていない無線設備による交信、電話級資格での電信モードQRV、堂々とコールサインを送信しながらも放送禁止用語を連発していたV/UHFのFMラグチュー・・・そんなスネ傷的な後ろめたさが先に立って華やかなDXCC桧舞台には登場する気になれず、いまだにDXCCは申請したことがありません。
 
『自分なりの方法で集めた、現存全エンティティーの自己満足QSLカードを、ひっそり棺おけの中に入れてもらって一緒にあの世に向けて旅立てること・・・』が、そんな哀れな私の小さな願いです。
日本国内はもちろんのこと、世界各地に利害関係とかけ離れた多数の親しい友人達を得ることができたアマチュア無線趣味ですが、ことアワードに関しては、開局当初に正真正銘の自作認定無線設備10W/AMオンリーで成し遂げたWACが唯一の宝物・・・、としか思えない私なのです。
 
▼食い扶持稼ぎで関わる業界の2002年はこんなでした
仕事面では、ITバブル崩壊のおかげで『獲らぬタヌキの皮算用』になってしまいつつある業界全体の行く末が昨年にも増してマジに心配になってきた2002年でもありました。
主な取引先のある日本・北米・豪州国内を問わずに、優秀な若手技術者多数を抱えているにも関わらず、その技術力に見合う対価を払って活用してくれる顧客(もしくはスポンサー)企業の減少によって息切れ、そこそこの実績がありながらも大手に吸収されたり撤退を余儀なくされてしまう中堅企業が予想外に多かったのが今年の特徴でした。社齢の若いベンチャーIT企業が多いので、業界モンスター的先輩企業によるモグラ叩き&技術者ごぼう抜きはもちろんのこと、財政的な蓄積や、一向に好転しないここしばらくの経済情勢を反映した不安定な売り上げ、ITバブル崩壊以後の資金調達能力など・・・が、設備&人材&広報投資を含めて、頑張れば頑張るほど放物線を描いて増大するランニングコストに追いつかず・・・という業界独特の問題も抱えています。
 
私なりにも理由を考えてみましたが、業種を問わぬ不況に加えて『あまりにも技術の変遷が急速すぎて、それを活用するべき筈の一般ユーザー側とのギャップが広がりすぎた』というのも大きな要因になっている様子です。『大枚を投資して最新システムを構築してみたものの、償却が全く終わらぬうちに陳腐化・・・新規予算獲得は財政状況から難しい』、『良く理解できないままに、大手システム屋の一方的セールストークにノセられた結果、自分達ではコントロールできない蟻地獄状態に陥ってしまった』、『契約したときに在籍していた専門技術者が他の会社に転職した途端にメインテナンスサービスの内容がガタ落ち』、『大手ブランドを信用して契約したのに、実際にやってくるのはリストラ受け皿的子会社下請け&孫受け会社の連中ばっかりで』とかの顧客側の不満もよく耳にします。
 
一方の技術提供側の意見としては『その時点では、最高の技術とシステムを導入したつもり。より優れた新技術が安価で出現したからと言って、あとから苦情を言われても困る』、『家賃も従業員も皆無で、濡れ手に泡で無人システムが24時間稼ぎまくってくれるというEコマース妄想があったんじゃないか?』、『ちょっとばかりの付け焼刃的なIT知識があるからといって、素人オヤジ管理職が出しゃばって口をはさんできていちいち門外漢的意見を聞かされるのはウザイ・・・』、『大企業ですら、ローコスト高機能初期投資重視で、カンジンカナメのセキュリティー対策/メインテナンス用経費や人手をケチるからトラフィックや保有データが増加するであろう先行きが不安で困惑する』等々。。。
 
当分の間、このギャップは平行線をたどりそうな雰囲気です。関わる各分野の技術急変遷とシンクロするかのように技術者個々の知識と視野が狭帯域(専門)化して一つの最新プロジェクトを完成させるための各分野別人材が多数必要になって、人件費が増大しているのも事実です。
ところが、それぞれの分野の技術者同士の自己主張的つばぜり合いが発生。社会人(20世紀的な意味)としてはちょっと未熟で言葉足らずの若手専門技術者職の皆さんを上手に取りまとめながらIT素人のユーザー顧客側の要求とのバランスを絶妙にコントロール・・・既存のビジネスと最新IT技術を立体的に紡ぎ合わせ・橋渡しの上で、システムに生命を吹き込むことができる・・・最新IT技術/現実のビジネスシーン両面それぞれに要求される知識に精通し、経験が豊富なオジサン(オバサン)コーディネーターが極端に不足している様子です。
 
▼どんな時代でも、楽しくて有意義なアマチュア精神

伝統的アマチュア無線ほど、マルチな電子&科学知識工作技術を要求される趣味も数少ないでしょう。私自身が駆け出しハムであったころ、同じように鉱石ラジオ作りからスタートしたハムの卵達の多数が、その興味を失うことなくRF分野に限らず多くの電子・科学産業界に翔たいていきました。アマチュア的オームの法則活用は、社会人になってから思わぬ方向で役立ちました。、、、このそれぞれは数値としてだけでなく仕事や暮らしの隅々にまで当てはまるような気がしたのです。 40kΩもしくは10kΩの抵抗が手元にない場合・・・20KΩx2本=40KΩ/10kΩ、、、余計なコストや手間をかけずに、ありあわせの人材や設備・資材を最大限に活用してナニができるか?、何か一つが変われば、それにシンクロして他の何かも変わる・・・。日々の暮らしや、業種を問わぬ仕事そのものの基本的な仕組みが、例えてみればオームの法則に酷似してはいないでしょうか?

 
新世代PCをフルに使いこなすには当然のようにオーディオやビデオの知識が必要ですし、インターネット界も固定有線接続主体からより便利なモバイル高速無線接続への大変身を遂げつつあります。ハンディー機+モデムでも十分に楽しめたパケット通信/RBBSであれほど燃え盛っていたあのアマチュア無線魂は、水を得た魚にも似た新時代環境に変遷した現在だと言うのにいったいどこへ消え去ってしまったのでしょうか?。『アマチュア無線人口が、携帯電話、PCやインターネットに奪われた』というのは、果たして本来の定義による『アマチュア無線』を指した言葉なのかしらん?!。

最近の 二次業務SHF帯アマチュアバンドを共用する一般無資格合法ユーザー達はセキュリティーコードに保護された第三者傍聴不可能通信をやり放題、、、コールサインを名乗る我々有資格アマチュア無線先住民族陣営は同じバンドを使用していながら同じようにすることが許されない・・・逆転現象が発生しています。いっそのこと無線従事者資格やコールサインなんか無いほうが、かえって自由にあれこれ遊びやすい『SHF帯二次業務ハムバンドの矛盾』さえ、時として感じてしまいます。
【ご参考:オーストラリアのCB無線制度】
 
ここしばらく、家電製品もハンディー機を始めとする小型無線機類も各種スイッチやボリューム類のハードパーツ使用を必要最小限に抑え、ROM的ソフトウエアでコントロールする機種が多くなってきたのは皆さんご承知の通りです。食い扶持稼ぎでも、JARAのウエブサイト管理人をやっていても、『半田ゴテの必要ない通信機創り』的な楽しみを見出せる状況も多くなってきました。ハードスイッチを使わずに、文字や絵で書(描)いたスイッチとも解釈できるシンプルなプログラムモジュールによって画像やビデオチャンネルやデジタル化されたオーディオファイルなどをマウスオーバーやクリック一つで自由に切り替えたりできる仕組みもその一つです。
ところで、皆さんの端末では、トップフレームの『2002年末・季節のご挨拶』はきちんと動作していますか?。フレーム右上が空白になっている場合は、ページ最下部のリンクからFlash Player6をダウンロードしてみてください。年内一杯は季節限定・ARAの手作りXmas用アニメーション各種がお楽しみいただける筈です。
 
サーバーにアップロード後の初アクセス/動作テストには、新しく自作した無線機のメイン電源スイッチをONするようなワクワク感があります。ジャンクや、旧い物を大切にするアマチュア無線家ならば、新時代的使用法に適合しない旧型PCに無理させてすべてに使おうとせずに基本性能や機能に見合った用途に限定、新時代OSやプラグインを装備してすら割安感がますます高まった最新型高性能マルチメディア端末とLANを組んで有効に使うのが『見えない/聞こえない』の欲求不満解消への新時代的心構えの一つです。『旧式システムユーザーに合わせてオンライン情報を配信するべき』というご主張は、過渡期と呼べる期間をとっくに過ぎてしまった現在のIT環境では、特殊目的を除いて一般的には時代遅れになってしまったかもしれません。
 
時間も知識も技術力も不足がちな私個人としては、二十世紀的なCOMポートやサウンドカード経由よりも、IEEE/USB系インターフェイスを介して最新型PC&ブロードバンド・インターネットと簡単接続、伝統的DTMFを含む各種データの双方向伝送や遠隔&無線LANによるフルコントロールが可能な新世代無線機の出現と合法化を待ち望んでいます。アマチュア無線機の最新IT技術追従・導入が、一般向け家電製品に先を越されてしまいそうな現実はちょっとばかり悲しいです。
【ご参考:TS-2000Sによる超遠距離オンライン運用実験/2001年6月】
 
PCやインターネットの役割が単なる情報データベース・言葉通りの電子計算機・文字情報伝達が主であった時代から、無線・有線が合体した双方向マルチメディア通信端末・インフラへの進化を遂げる基盤が整った現在こそ、飽くなき開拓者精神に満ちた伝統的アマチュア精神の出番ではないでしょうか?。そして、『SHF帯をお返しする・・・』などという自虐的提案(?)は止めにして、ベテラン達が培ったアマチュア精神が21世紀にとっても有意義な何かとして新しい時代を担う若い世代に姿を変えて受け継いでもらうことが可能なアマチュア制度・アマチュア無線土壌を新開拓するパワーが衰退一途と囁かれる現在の日本のアマチュア無線界に残っていることを祈っています。
 

子供からオトナまで、、、箱菓子同封オマケのフィギュアやお気に入りテレカなどを集めるのが一般社会では結構なブームになっている様子です。
メンコ集め』などと一部ではバカにされているかのような印刷物QSLカード集め・・・これを否定するアマチュア無線はちょっと哀しいなと感じます。自分が捜し求めて交信したレアなエンティティーからのカードが届いたら誰よりも先に自慢したいのが人情。JCCに夢中なら、大のオトナが全市交信とQSLカード集めに血道を上げていても『何も悪くない・・・』と思います。
だからと言って、そんな一般アマチュア達の『QSLカード命』を逆手にとって、IARU加盟ビューローという独占的利権(?)を金屏風にしたJARLが、丸投げ外注的QSL転送事業だけを糧にアグラをかいて、会員意思不在の経費削減活動以外はタヌキ寝入り状態という近未来像が万が一にでもあるとすればちょいとばかり寂しいですけどねぇ・・・(笑)。

 
巷では、使い捨てバブル時代が終わって、インターネットオークションフリーマーケットハードアウト的ビジネスを介してのリサイクルムードがフルスロットル。広範な電子/電気知識と基本的修理再生技術+応用アイデアを兼ね備えたベテランアマチュア無線家の皆さん達が日々の暮らしでも有利に立ち回れそうな時代が久々に開幕しています。交信局数や自作チャンスは少なくとも、毎日の生活に、仲間や友達とのお付き合いに、そしてお仕事に・・・例え間接的にでも『やって良かったアマチュア無線!』、JARAウエブサイトを訪問してくださる皆さんすべてにとって、そんな2002年であったことと信じております。
 
▼在豪JARAメンバー近況他
今年は、国内出張先のVK3/メルボルンやVK2/シドニーなどで、各地在住のJARAメンバーの皆さん方とお目にかかれるチャンスが何回かありました。リタイア組が一人も存在しないJARA・在豪メンバーのお空でのアクティビティーはそんなに高くありませんが、皆さん揃ってお元気にそれぞれの環境で大活躍中です。特にメルボルンではJARAメンバーの自宅2局にアンテナタワーが立ちましたし、各局ともにコールサインを失効させていないので、そのうちにお空でも声が聞こえてくる筈です。シドニーとメルボルンそれぞれでオメデタが2件あって、そのためにアマチュア無線関連アクティビティーが落ちてしまったという喜ばしい(?)ニュースもありました。待望のeQSOゲートウエー局VK1COMVK3COMはライセンスも受領、仕事の合間をぬって最終調整&開局準備中です。
 
本年もJARAウエブサイトへのご来訪ありがとうございました!
残り少ない本年もつつがなく、そして、もうすぐやってくる2003年が皆さんご自身と皆さんの愛する方々にとってすばらしい発展の年になりますように・・・
 de VK1ARA
 

 ▼バックナンバー
 
 
■チグハグだったなぁ・・・2001年(2001年12月)  
■ブロードバンド化・・・果たしていいのやら悪いのやら(2001年10月)
■やっとこさ・・・JARAサイトのお化粧直し開始(2001年9月)
■このごろ増えてきた同年代友人達の死に思うこと(2001年5月)
■お空の老人クラブ・・・それでもいいじゃん(2001年4月)
■最近ウワサのeQSLを試してみたぞ(2001年3月)
■新時代の『ノーハウ』ってなんだろ?(2001年2月)
■新世紀おめでとう・・・温故知新でありたい(2001年1月)
■どちらも『個人通信』・・・オンラインとオンエア(2000年12月)
■まったく・・・ストレス溜まるぜぃ!(2000年11月)
■見栄っ張りハムの悩み・・・私のことです(2000年10月)
■7年ぶりに土を踏んだ故郷・ニッポン(2000年9月)
■やっぱり・・・自作の電波が恋しくなってきた(2000年8月)
■ちょっと物足りない、なんだか寂しい・・・(2000年5月)
■ハムのためのハムフェア・・・オーストラリア版(2000年2月)
■ま・ま・まさかぁ!・・・Extra⇒5W/分 & ネットプライバシー(2000年1月)
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