■ホーム固定局ではちょいと物足りない?、でも海外駐在や旅行先・モービル局だと。。。
【ご参考バックナンバー:インターネット経由による無線リンク】
 
     
 
▼このページのINDEX

1:CQ100をベースシャックで使ってみました

2:CQ100でモービル運用をしてみました
3:QsoNet/CQ100のコンセプト
4:CQ100で開局するには
5:おしまいに(あとがき)
 
  2006年9月後半、モービル走行中にワッチしていた2mFMレピーターでおなじみローカル各局がCQ100を話題にして盛り上がっていました。多くの皆さんが既に御馴染みの eQSOEchoLinkとは一味違う新しいシステムだということでしたが、『フルファンクションで無線機と接続できない』という説明にあんまり食指が動かずにそのまま忘れかけていました。ところが11月になってからオンラインチャット仲間の日本人ハム達が続々と開局しはじめたのです。

 
 

もともとがミーハーな上、目新しいモノが大好きなARAです。『これはいかん!』とばかりに早速インストールして試した結果、ウワサ通り、『基本コンセプト』が巷のWindows/PC系ハム達の間で人気がある先行システムのeQSOEchoLinkとはかなり違っているように思えます。初心者にとって頭痛の種になりがちなルーターのポート設定なども通常は必要ないのが手軽。

『無線機』らしい雰囲気はありますが、自作全盛時代からの生き残りハムのハシクレとして、シャックに腰を据えて趣味として楽しむ、単なる『珍局カード集め』以外のアマチュア無線DXの基本は『電離層サイクルの波にのり、季節ごとの目的地域別伝播状況や各バンドの時間的CONDX変化を見据え、赤恥をかきながら培ったCW送受や各モード別運用テク、一生懸命に丸暗記したアマチュア無線用外国語会話、創意と工夫を凝らした送受信設備やアンテナを使用して、ハラハラどきどきワクワクしながら受信ダイヤルに手をかけて余暇を費やす電離層反射通信がやっぱり王道・・・』という旧時代的先入イメージ(未練?・呪縛?)からまだまだ逃れられない自分自身に気が付いたのです。

しかしながら、電離層のご機嫌が最低であることも影響してか、DXぺディションやコンテストのお祭り騒ぎでもない限りは閑古鳥が啼き続けているここしばらくのHFハイバンド、サイクルのピーク時にはモービルや固定局から毎日のように交信していた仲良しお友達局とも、それぞれの家庭や仕事の事情もあってすっかりご無沙汰。そんなタイミングを見計らったように新登場したこんな素敵なツールを放っておくのももったいない・・・と、現在の自分なりの活用法を見出しました。

 
     
CQ100をベースシャックで使ってみました

週末の午後、ますはEchoLinkFT-4700RHに使用していたデスクトップPCにダウンロード、とりあえず『固定局』で開局してみました。確かに、世界中から各局の信号がRS59で安定して聞こえてくるのですが、Skype他のオンライン音声ツールで体験済なので無線機そのままのインターフェイスを除いてコレといった感動はありませんでした。とは言っても、他のオンライン通信系コミュニティーツールとは全く違う、アマチュア無線家達が喜びそうなインターフェイスです。・・・と言うよりも、『ご覧の通り、アマチュア無線家専用ですよ!』という開発者のコミットメントと意気込みが伝わってくる、、、とかの表現の方が適切かも。

自局送信音や相手局から送られてくる受信音のレベルに合わせてバーチャルアナログメーター(?)の針が振れたり、1KHzステップなのに音声モードでも結構なHiFi音の割りに選択度(?)がビックリしちゃうほどよろしい(笑)。LCD上でダイアルをグルグル回したり、無線機パネルのボタンを押したり、スキャンして選局・・・などという操作は4〜5年ぐらい前にいつもいじっていた各種無線機用PCコントロールソフトウエア以来の体験でかなりFBな感じです。

他のオンライン音声通信系ツールと違って、CWはもちろんのこと(CW送信は、キーボードで平文同様にタイプするのが基本設定ですが、サイドトーン発振出力をPCのLine Inに入力⇒操作パネル左上角の『?』をクリックしてサウンド入力のプロパティーを変更することによって使い慣れたキー/キーヤーが使用できるようになります=QsoNetが推奨している方法)、SSTVAFSK/PSK31系のCQや交信/テスト送信中と思わしき信号すらも、お空のアマチュア無線バンド同様にチラホラ聞こえています(開発者側は、『デジタルモードを空いている周波数で試すのは構わないが、CQ100に採用されているCodecとの相性は保証しない』と表明していますが・・・)。ところが、固定局のシャックで落ち着いて運用した場合に、『旧時代出身のアマチュア無線家』としては何か物足りない、、、んですねぇ。『通じればいい』という価値観が通用しない『自分自身のアマチュア無線』をはっきりと体感しました。

中学・高校生時代は、コトもあろうか落成検査に来訪された郵政技官の方(若かりし頃の岩○さん、あのときは本当にありがとうございました。おかげさまで現在でもアマチュア無線を楽しんでいます)に検査そっちのけで半田ゴテを握らせたり調整していただいたり、まがりなりにも怪しげな自作送信機で電波を出していたのが純文科系大学生になって、学業そっちのけで親には内緒のアルバイト三昧に明け暮れ始めたとたんに金回りが良くなって何はさておき買い込んだ憧れのFTDX/FRDX-400フルラインがシャックに鎮座した途端にアマチュア無線が面白くなくなってしまった二十歳前後に体験した・・・今となっては心の片隅でセピア色に変色してしまった『あの感覚』とソックリだったのです。

文科系ハムのくせに、あてがいぶちのメーカー製送信機を使って地球の裏側と交信することに自作時代のような喜びや感動をあんまり感じることができなくなってしまったARAが次に本格進出したカテゴリーは、出来合いメーカー製無線機使用のV/UHF・FM『電話ゴッコ』アマチュア無線でした。こちらは、 開局以来、主に熱中してきたHFDX界とは全く違って交信相手局のほとんどが『手の届く』範囲に存在する『呼称は同じアマチュア無線』なのに『まったくの別世界』。お互いに時間さえやりくりできればいつでもEye Ball QSOが可能なモービル局や固定局、同年代YL局も沢山オンエア、加えて、老若男女に関わりなく、共通の趣味を楽しむ者同士での異業種交流的な意味合いもあってとても楽しかったのを・・・あれから三十年以上を経た現在でも懐かしく想い出します。

 
CQ100でモービル運用

車載で使用しているラップトップPCSONY VAIO/VGN TX91PSなのですが、日本ではあまり聞いたことのない『広域ブロードバンド無線接続』で都市部では常時オンラインモバイル環境になっています。
今までは、出先でのちょっとした急ぎの仕事やメール送受信、Skype/VoipCheapなどのローコスト有料電話、GPS抜きの地図ソフトなどに使用していたのですが、これにCQ100をインストールしてみることを思いついたのです。

運転席からも助手席からも向きを変えるだけで邪魔にならずに使えるようにショックアブソーバー付きの自在取り付け基台にマジックテープで固定してある軽量・小型ラップトップPCにはHDDに保存してある大量の懐メロMP3ファイルをカーステレオで快適に聴くために、ワイヤレスのステレオFM送信機も付いています(PC右側から垂れ下がった白いデバイス)。

思いついたら百年目でインストールしてみたところ、これがなかなかの使い心地。 簡易イコライザー付きのカーステレオのスピーカーから聞こえてくる受信音は、外付け小型SP使用のFT-212RHHFモービル運用に発売当初から故障知らずで愛用しているIC-706MKIIの内蔵スピーカーよりもはるかに迫力があってHiFi。マイクロフォンはネクタイピン型のECタイプを三点式シートベルトの胸元あたりにはさんで運転中はVOXモードで運用するのですが、多少の走行/風切りノイズ混じりながら問題なく相手局に聞こえている模様。

 
HFハイバンドのCONDXがイマイチで、退屈なローカル顧客巡りのドライブ中でもほとんど日本を初めとするDX局とは交信できずに欲求不満が溜まっていたのが一気に吹っ飛びました。そういえば、HFハイバンドの状態が良かったずいぶん以前には、10mFM40m-10m各バンドのSSBモードで毎度の御馴染みJA各局と日常的に『呼べば答えるモービル日本語QSO』に花を咲かせていたのです。

数年ぶりの懐かしい局や、世界各地のハム仲間の皆さんとキャンベラやシドニーの路上を走りながら今までのモービルアマチュア無線以上に快適交信できるのですからたまりません。モービルですから、できればハンズフリー運用が望ましいですね。リアル無線機のそれとは一味違うCQ100VOXの使い心地の良さも新鮮。しかも、運転中に注意力散漫になりがちなQRMQRNQSBQRHも無縁に近い59+ときたもんですから走行中でも気が散らずになかなかFB。

ARAの場合は、あれこれの趣向を凝らして一度きちんとモービル局をセットアップしてしまった後は、腰を据えて真剣勝負のDXハンティングよりも、安全運転を心がけながらノンビリとラグチューを楽しむタイプのモービル運用ですから、裏側はQsoNetとインターネット任せといえども安定した高音質通信が期待できるCQ100とカーステレオのコンビはまさに『おあつらえ向き』なのです。

だからと言って本来のHFモービルギアであるIC-706MKIIGや座席下のリニアアンプを取り外そうなどという気持などはサラサラおきません。HFハイバンドのCONDXがよくなれば当然お空へもじゃんじゃん、そして悪くなったら・・・臨機応変の二刀流モービル三昧を楽しむつもりです。
 
QsoNetメンバー、建前はライセンスを持つアマチュア局のみ
『最初から経路のどこかで無線機と接続されることを想定している系の各種先行ツールと違って、ライセンスなんか必要がないオンライン専用通信ツールなのに矛盾している』というご意見も耳にしますが、ARA 個人は、一般社会のそれとは少しばかり異質ですが、最近の巷で大流行しているソーシャルネットワーク的なアマチュア無線家専用のオンラインコミュニティー通信ツールに位置づけられるであろうと勝手に解釈しています。とにかく、メンバー登録してソフトウエアを使用するにはコールサイン入りのアマチュア無線局ライセンスのコピーを提出して認証を受けることが第一条件になっています。
 
▲機能向上を目指してあれこれ運用実験中:CQ100用の無線ゲートウエイ "Radio Gate" プロトタイプ

ソフトウエアのダウンロード時にライセンス認証が要求されているところから立体的かつ無責任に推測すれば、基本的なシステムそのものの実証運用が一段落した近い将来に『無線機にも接続可能』というオプションが公に登場する可能性もなきにしもあらず・・・ではないかと考えられます。

現在のままでも、それなりの工夫を凝らせば(左写真クリック拡大)何とか無線機に接続できそうな完成度ですから『各国の国内法に従って、とりあえず個人責任でいろいろ試してみてください』というシステム開発者側の無言のメッセージが聞こえてくるような錯覚にさえ陥りそうです。

eQSOEchoLinkと異なって、実験時点VerのCQ100では無線機を接続した環境で重宝する送受切替コントロール用出力が装備されていない雰囲気でした。JA4KUO局が、そのようなCQ100での使用を目的に開発・製作した送信タイマー付き、CQ100側スケルチOFF設定時の入力無信号受信状態で発生する安定したバーチャルノイズの周波数特性解析と、CQ100の仕組上、結構な信頼性が期待できそうなVOX機能を活用したユニークなインターフェイス(無線機⇔PC接続アダプター) "Radio Gate" を使用してVK1ARA局ではさまざまな無線機と周波数(バンド)にリンクして、無線機側に装備されたトーンスケルチの効果を試してみたりしながらCQ100専用の無線ゲートウエーの非公開実験運用を開始しています。

無線や他システムとのリンクに関しては、ざっと眺めてみたところ現在(Ver1.10/Dec2006)の時点で開発者側による公式ウエブサイト本体の目立つところに公開してある概要説明や使用許諾条件などでも意図的に触れられていないようにも見受けられました・・・が(↓)

 
■無線ゲートウエイ運用や他システムとのリンクがあちこちで開始されている様子です。
奥深いところに開発者側(VE3EFC)による判りやすいコメントが、さりげなく存在しました。
The only policy here is that links, repeaters, gateways etc be located on our 29 MHz band. I guess additional policies may evolve over time.
Any station who sets up a link is reponsible for obeying laws, rules and policy at the other side of the link. Our rules on the home page apply to all stations on QsoNet, regardless if they are running a link or not.
日本語(いい加減な意訳):
たった一つ守って欲しいポリシーは、リンクやレピーター接続・ゲートウエイ運用などはCQ100上の29MHzバンドで運用するということです。(この件に関しては)時の流れの中での進化によって追加ポリシーが登場するような気がします。
リンクをセットアップするすべての局は、リンク先に関わる法律や決め事に従って責任を持って運用してください。リンク運用をする・しないに関わらず、QsoNetに参加しているすべての局にQsoNet公式ホームページ(入り口ページ)に記載されている基本ルールが適用されます。
Starting November 1, 2006 we are asking that all RF links move to the QsoNet 29 MHz band. Please feel free to announce your link by posting a new topic below. Choose a frequency that has not already been claimed. Be sure to modify your station Info lines on your account page to show its a link. I will summarize your announcement onto this top one.
日本語(いい加減な意訳):
2006年11月1日から、すべてのRFリンクをQsoNet29MHz帯に移動してもらうように要請しています。どうぞお気軽にあなたのRFリンク詳細を下端のNewTopicボタンを使用して投稿してください。リンク用のQsoNet周波数は、すでに他局によってリンク指定されている周波数以外を選択するようにご注意ください。アカウントページで、あなたの局情報(station Info lines)を書き換えて、リンク局であることを明示することを忘れないでください。あなたの局のリンク概要をまとめて、このページの一覧に追加します。
QsoNet Discussions Forum
 
現在のインターフェイスのままでも、10mFMなどはCQ100の表示周波数そのものでローカルのレピーターやシンプレクスチャンネルにそのままリンクできそうですし、近い将来の発展形として、周波数直読(?)タイプのCQ100V/UHFバンド・強制スタンバイ機能・トーンスケルチ・自動ID送信・周波数メモリーバンクなどが追加されれば、世界各地の特定地域一帯をカバーするのに最適のリアルV/UHF無線との一目瞭然リンクが設定しやすくなるのは言うまでもありません。個々のユーザーが各国の関連規則を遵守の上、自己責任でちゃんとトラフィック管理をしている限りあんまりうるさいことは言わない、QsoNetの『よりアマチュア無線らしい正方向への発展』を期待しています。
 

お空の世界でも、無免許局や違法運用局、せっかく免許されているのにコールサインも言いたがらないイタズラ趣味局などが跋扈しているのが悲しい現実のアマチュア無線界ですから、この際、QsoNetに参加する時点での認証ルールや無線機接続可能性についてのお堅いツッコミなどは止めにしておきましょう。怪しげなトラフィックが常習化した場合の対応も、個別ユーザーの登録(ライセンス)情報を一括把握している管理者側が国境を越えて一方的にコントロールできる『両刃の剣的システム』ですから、システム管理者がアマチュア無線界独特の文化や慣習もわきまえた上で『きちんと運営』していれば、いわゆる自由主義各国の電波監理行政組織を介する環境よりも規律が保てそうです。

 
『アマチュア無線環境の悪化』を嘆かれながらメーカー製無線設備を使ってのラグチューを主目的とする自称『正統派ハム』の皆さん、そして同じ趣味や話題を基本的に共有している既知・未知の仲間達が電離層を介して地球規模で集っているアマチュア無線界を通じての親睦や外国語の習得/上達を目指している方々などに限っては、『見知らぬもの同士は、とりあえず匿名通信が当たり前、その場限りの言いたい放題&やりたい放題、ヤバくなればさっさとハンドルネームを変更しちゃってなんでもアリ!』的な風潮すら時として漂っている一般的オンライン音声/文字チャットツールとは一線を隔てて『国家から与えられた世界に一つしかないコールサインを堂々と名乗り、一期一会の伝統を大切にする旧き善きアマチュア無線文化』をそっくりそのまま継承しているかのような、地球規模でありながら一種のクローズドタイプとも言える、開発者曰くの『バーチャル電離層』を介したアマチュア無線コミュニティー『QsoNet/CQ100』は、仮に『オンライン限定』だとしても歓迎されるような気もします。
 

ARA本人も若かりし頃のサラリーマン時代にいろいろと体験しましたが、海外駐在(出張)時など、訪問先の国によってはアマチュア無線の運用許可やコールサインそのものの取得に手間や時間がかかったり、なかなか許可してもらえない状況も往々です。海外・国内在住に関わりなく、夢に描く大アンテナの設置に困難があったり、電波混入の申告があって思う存分に無線運用ができなくなってしまったり、無線機そのものが手元になかったりする状況下でも、一般家庭のブロードバンド接続や滞在先ホテルの客室LAN、あちこちに点在するホットスポット、モバイル接続、ダイアルアップでさえも33.6K以上のインターネット接続された新し目のマルチメディア対応PC端末さえ手元にあれば何とかなりそうなCQ100ですから、仕事や家庭の事情で地理的/環境的に遠く離れてしまった複数の御馴染み仲間局達の新たな交流の場オプションとしても活用アイデア次第で重宝しそうです。

 
初夢にはちょっと早いような気もしますが、『128Kでインターネット接続が可能』という触れ込み・JARLD-STARに、もしもQsoNet/CQ100のような国産オプションが『サブシステム』として組み込まれていたら、、、日本国内や世界に散らばる多くの日本人ハムたちが『なんとなく肩身の狭い思い』をせずに日本語で地球規模のQSOを存分に楽しめますし、組織としてのJARLを含めたD-Star全体の魅力・脚光浴び指数・会員が供出する会費のコストパフォーマンスなども放物線を描いて急上昇しそうなのですが・・・
CQ100を使って開局するには

QsoNet:本家ウエブサイト/英語のみ】を訪問すると、まず簡単な説明が表示されます。
『90日間の無料お試し期間が終了した後は、年間32ドルの有料』と書いてありますが、登録⇒ダウンロードして使用してらっしゃる皆さんのうち、果たしてどれぐらいの皆さんがこのシステムの価値を評価して有料メンバーとして残るのか興味津々です。日本円にすると年間3000円ぐらい?、1日10円以下と考えても『微妙』な料金設定ですなぁ(笑)。ちなみにiLinkからEchoLinkに移行した頃に、ほとんど最初から有料でスタートしようと目論んだ類似システムはすぐに立ち消えになった様子でした。

CQ100Windows2000/XP用『バーチャルトランシーバー』とのことですが、中にはWindows98OSで強引に使っていらっしゃるつわものもいらっしゃる模様です。ご使用予定のPC端末でマイクロフォンとヘッドセット/スピーカーが問題なく使えることを事前に確認されてから以下にお進みください。

 
   
  CQ100ソフトウエアをダウンロード・使用するにあたって、【簡単なオンライン登録】をして『ライセンス認証』をを受ける必要があります。 各記入項目の右側(注)は以下の意味です。  
 
  • (required, public)=入力必須項目、一般公開されます
  • (required, private)=入力必須項目、一般公開されません
  • (optional, public)=入力は必須ではありません、公開されます
  • 世界中の登録メンバー情報は主に【このページ】で公開されています
 
  ■コールサインは、初期登録完了通知のメールが届いた後でライセンスのコピーをアップロードしなければなりませんので、CQ100を介して使用する予定の自局コールサインを記入します。あくまでもオリジナルライセンス上のコールサイン本体で登録するように要求されています。よって『 VK1ARA/2』とか『ZL2/VK1ARA』などのコールサインでは登録できない模様です。
ARAは、撮影日時がすべて1998年1月1日になってしまう壊れた旧型デジタルカメラで適当に撮影したJPEGファイルを送りましたが、問題なく認証通知が届きました。
 
  ■ここで登録するパスワードは、実際にCQ100を使用開始/アカウント情報などを後日変更するにあたって必要となりますので忘れないようにしてください。パスワードは自分で決めて、『Choose』と『Confirm』欄それぞれに全く同じものをタイプします。  
  ■初期登録完了のメールが届きましたら、そのメールに記載されているURLで表示されるインターフェイスを通じて自局のコールサイン入りライセンスの画像を送信して認証完了通知を待ちます。  
  ■認証完了通知メールが届きましたら、記載されているURLで表示されるページにCQ100ソフトウエアのダウンロードリンクがあります。ダウンロード⇒解凍⇒インストール、、、一般的なフリーソフトウエアをインストールするのと同じ要領でOKです。  
  インストールが完了すると、CQ100のデスクトップアイコン(左画像)が表示されていますから、お使いのPC端末がインターネットに接続されていることを確認の上でクリックします。登録時に設定したパスワードを間違いなくタイプすれば、使い慣れたトランシーバを簡略化したようなインターフェイス(操作パネル)が表示されます。 あとは『習うよりも慣れろ』スタイルで、あっちこっちいじっているうちに大まかな機能は容易に把握できます。  
 

CQ100の詳細マニュアル/英文】が公開されていますので、詳細を知りたい方はご参照ください。 一般レベルのアマチュア無線家でしたら、直感的にいじれそうな馴染みのあるインターフェイスでしょうから、操作するにあたって別に難しいこともなさそうです。 ですが、、、とりあえず以下のキーコントロールぐらいを覚えておかれると便利かも。
以下のキーコントロールは2006年後半にリリースされた Ver1.10 についてです、その後のバージョンアップで変更・追加される可能性も高そうですからその点にご留意ください。

 
 
  • [ CTRL ]+左右矢印キー ⇒マイクゲインコントロール(1クリックずつ増減)
  • [ CTRL ]+上下矢印キー ⇒周波数スキャン(信号位置で自動停止)
  • 左右矢印キー ⇒AFゲインコントロール(1クリックずつ増減)
  • 上下矢印キー ⇒手動ダイヤル(1KHzステップもしくは連続回転)
  • ↑+マウスホイールが使える場合は、ダイアル上にカーソルを合わせて回転できます
  • [ Page Up ] / [ Page Down ] ⇒バンド切り替えができます
  • スペースバー ⇒PTT/PTLモードの時はトークスイッチ(ロックON/OFF)になります
  • スペースバー ⇒PTTモードの時はプッシュトークスイッチになります
 
  ★この紹介記事が書かれた時点では、14.200KHz(音声)/14.058KHzCW)が『共通コールチャンネル』に設定されています。日本のV/UHFFMの、いわゆる『メインチャンネル』と同じですから、特定局を呼び出したり、CQを出したりする場合に限って使用してください。上記の2スポットに居座って交信を継続することは避けるように・・・というお達しです。もちろん、お空でのリアルアマチュア無線と同様、コールチャンネル以外でCQを出したり待ち受け待機受信をしたり、ラグチューを続けることについては何の問題もありません。  
  ★プリフィックスの頭に『Q』が付いている局(例えばQVA3A)は、システム側で開局しているQsoNet専用のテストステーションで正規にライセンスされたアマチュア局ではありません。  
     
 
▼おしまいに・・・

The result is a simulated ionosphere for worldwide amateur radio communication.という定義づけが的を得ていると思いました。『擬似(代用)アマチュア無線』という本来のコンセプトに加えて、 広範な分野・領域にわたる技術開拓と実験、創意と工夫を凝らしてお財布の中身と相談しながらリグや周辺機器/アンテナなどの選択や自作・改造、QRP通信の限界チャレンジ、さまざまなアワードハンティングやQSLカード集め、桧舞台のDXペディションや珍市・珍郡サービス運用、U/SHF長距離通信を狙っての山頂運用、BBQをやりながらみんなでANTを立てて楽しい移動運用、ローカル限定ちょっとプライベートな奥座敷チャンネル通信・・・などなど、そんなカテゴリーをバッサリと省いた『地球規模のオープンコミュニケーション』一筋に焦点を絞った部類の『アマチュア無線』をお望みの皆さんを対象にした場合、QsoNet/CQ100のようなアマチュア無線家限定コミュニティー/オンラインシステムの存在価値と潜在的な需要はかなり大きいのかもしれません。

 

『オールドタイマー=アマチュア無線の大ベテラン』と呼べるような世界各地の大先輩OMさん各局ともラグチューしていただきましたが、そんなCQ100ファンの多くの皆さんに共通していたのは『老後の暮らしの環境変化で大アンテナが立てられない・現役時代はヘイチャラだったリニアアンプなんか重くて持てない・目が悪くなったりして細かい工作や配線作業が難しくなってしまった・それでも生涯の趣味であるアマチュア無線界にはなんらかの形で常駐していたい・言語や文化の壁を越えて地球規模で同じような話題や想い出を共有できる同年代±のメンバーが他のオンラインコミュニティーツールと比較して群を抜いて多い』、、、そんなご意見に共感を持って深くうなづいている、そろそろ自覚症状も感じられるようになってきた『生き残りシルバー世代ハム予備軍』ARAでもあります。

 
de VK1ARA (2006年12月16日)
 
【懐古記事:VoIP、こんな懐かしい時代もありましたなぁ・・・】

*NOTE:この記事のほとんどの部分は2006年12月〜2007年1月あたりに書かれたものです。その後、CQ100/QsoNetのシステムやルールの一部が変更されている可能性もありますので、実際の運用にあたってはその点にご留意ください。